お金が無くてやばい!!改めて家計を考えた時の話。

お金について

2017年に家を建てて、当時妻は子供を2人産み連続で育児休業中でした。

途中で妻の育児休業手当も無くなり、完全に私だけの収入で生活していたのですが、毎月10万単位で赤字を垂れ流して貯金がみるみる減って、ついには50万円を切りました。

最終的には夫婦の貯金残高30万円くらいまで減らす(ホンマにアホな夫婦です)という大失態をしてしまった我が家ですが、今は貯金150万円以上に持ち直しました。

今後は少しペースを上げて貯金を作っていく予定の私たち夫婦が実際どうやって持ち直したかを述べていきます。

ちなみに、当時の我が家の状況は

・新築したばかりで4000万円超の住宅ローン有り

・夫婦2人と、当時1歳と2歳の年子の兄弟4人暮らし

・妻は育児休業中で、育休手当は切れている

・車は夫婦それぞれ1台の計2台所有

収入と支出について

貯金が減り続けるということは、収入より支出が大きいということです。

収入部分は私が手取り22万円程度で育休中の妻は0円です。

まずは、支出について見なおすことにしました。

当時の支出

項目

支出額  単位万円

住宅ローン

12

光熱水費

2.5
通信費

2

生活費(食費、日用品費、子供関係等)

7.5
セコム代

0.6

長男一時保育費用

1.5

夫婦ガソリン

1.5
夫車保険

0.7

夫婦小遣い

5
交際費

1

夫婦コンタクト(月額)

0.5
その他

1

合計

35.8

月額単位ですが手取り収入22万円に対しての支出がザックリとではありますが35.8万円です。毎月14万円程の赤字は完全に家計が破たんしています。少し見直す程度では話になりません。

住宅ローンや光熱費等の固定費が大きすぎます。

小遣いを減らして生活費を切り詰めても、どうにもなりません。

「ボーナスで補填すれば大丈夫では?」

そう思った、あなたは甘い‼︎

(いや、私がバカなだけです…)

私が先程計上しているのは、あくまで毎月の出費です。

年単位の出費は以下のとおりとなります。

項目支出額  単位万円

車検

15
夫婦保険

42

固定資産税

13
車税金

5

妻車保険

7
帰省及び旅行

25

Amazonプライム、楽天雑誌

1
職場交際費

3

夫婦小遣い

16
合計

127

私のボーナス一回当たりの手取り収入は50万円程度です。

これだけでも、赤字で余裕が無いのに毎月の支出のカバーなんて出来るわけがありません。

小遣いと旅行を減らしてトントンですね。

(話にならない・・・)

支出で見直せる程度の赤字幅ではないことが、よく分かりました。

対応について

支出でダメなら収入の見直しとなります。

会社員である私の給与を増やすのは現実的ではないため、妻に復職してもらうことにしました。

元々、下の子が2歳のタイミングで復職を予定していたのですが、家計の危機感を感じた8ヶ月後の事です。

そこまで、待てるほど家計に余裕はありません。

予定を早めて2ヶ月後に復職してもらうことにしました。

我が家にとって幸いだったのは妻の職場の横に託児所があり、そこに2人の子どもを預けることが可能だったことです。

妻が復職する事で月20万円以上の収入が得られるため、赤字財政から少し余裕が出来ました。

庶民にとって、ダブルインカムは最強です。

赤字に陥った原因

我が家も、一応何も考えていなかった訳ではないのですが、ここまで家計が危機に陥るとは思っていませんでした。

前提条件として、長男出産時は貯金700万円程あった。

私達夫婦は共に地元を離れていて、経済的にも物理的にも親を頼る事が出来ない状況です。

全て親の援助がない状態のこととしてみて下さい。

大きな原因は3つです。

1つめは共働きで高コスト体質なこと。

妻は育休からは復職して働き続ける前提があったため、2人の収入がある前提で家計を想定していました。

そのため、育休中の収入の減少は一時的なものなので貯金の切り崩し前提で支出を減らす努力が甘かった。

2つめ住宅を購入したこと。

希望していた地域に土地が出たので、思い切って購入したが、想定予算の上限まで使い◯00万円ほど現金を溶かした。

会社の住宅手当もなくなり、月当たりの住居費の実負担が倍になった。

3つめは子ども関連の出費を甘く見ていた。

2人分のオムツ代だけでも、1万円弱かかります。上の子の一時保育費用が1.5万円が最低でもかかります。

年子のため、上の子が使っていたものを下の子に流用できることも多くありましたが、子ども2人で4,5万円ほど毎月支出が増えました。

年子の子育ては本当に大変で、育休中の妻は荒んでいることが多いため、気分転換になる一時保育は必須でした。

これら最初に想定していなかった支出があった。

 

これらは完全に自分たちの見通しの甘さが原因です。

700万円あった貯金が最終30万円まで減ったことは下手なホラーより、よっぽど怖かったです。

皆さんは反面教師にしていただいて、このような事態に陥らないでください。

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