新築時にホームセキュリティを導入した我が家ですが、アルソックと相見積もりをした結果セコムを選択しました。
セコムとアルソックの、公式HPでの一戸建ての価格で比較し、実際我が家の見積もり結果とかかった費用をのべます。
最初に結論を書きますが費用面で見るなら、買取ならアルソックでレンタルならセコムです。
セコムとアルソック価格比較
セコムとアルソックのプランでは、大きく2つの種類があります。
それは機器をレンタルするか、買取するかです。
見積もり書の料金構成は機器代金、工事費、保証料と月額費用で構成されます。
以下、戸建の4ldkが想定の料金例です。
レンタルの場合
セコム | アルソックレンタル | アルソックゼロスタート | |
工事料金 | 58,000円 | 53,000円 | 0円 |
保証料 | 20,000円 | 0円 | 0円 |
月額 | 6,800円 | 6,870円 | 7,760円 |
レンタルプランは機器をレンタルすることで、初期費用を大きく下げるかわりに月額が買い取りプランより少々高額になります。
また、アルソックにはゼロスタートプランという完全初期費用0円のプランもあります。その分、更に月額が高額になっているので本当にお金がない場合以外はお勧めできません。
買取の場合
全て税別表示
セコム | アルソック | |
機器代金 | 427,300円 | 194,600円 |
工事料 | 機器代金に含む | 53,000円 |
月額 | 4,500円 | 3,500円 |
セコムは一見、機器代金が高額で更に月額も高額です。
しかしホームページの機器内容を確認していただいたらわかるのですが、機器の内容はセコムのほうが充実しています。
ですので、実際に見積もりを取って同条件で合わせてみないと、実際の金額差まではわかりません。
私が実際見積もりをした際は、最初からセコムが買取だとアルソックには勝てないと言って比較すらできなかったので、同条件にしてもセコムのほうが高額であることは間違いないようです。
実際の我が家の見積もり比較
セコムとアルソックの相見積もりを取った我が家ですが、当初ホームセキュリティを想定していなかったため、あまり初期費用がない状態で見積もり依頼しました。
2017年のこととなります。
我が家は戸建の4ldkです。
以下、税込み表示がない場合は全て税別価格です。
セコムの見積もり内容
セコムの方が後に見積もりだったのですが、買取に関してはアルソックと価格勝負できないとのことでレンタルの場合のみ提示していただきました。
機器設置工事料 58,000円
保証料 サービス
月額 5,300円
機器内容は
・窓、扉周りの防犯センサー×9
扉の開閉を感知するセンサー
・空間センサー×2
感知範囲内で動きがあった場合に感知するセンサー
・火災センサー×1
煙等を感知するセンサー
・セット解除BOX×1
誤作動を起こした際に解除動作を行えるBOX
・フラッシュライト×1
外壁に取り付け、異常がある際は転倒して知らせるライト
・ホームコントローラー×1
基本的な操作を行うコントローラー
・非常ボタン×1
不審者が現れた際に異常をすぐにセコムに知らせるボタン
となります。
アルソックの見積もり内容
アルソックの見積もりは買取推しで、内訳が以下のとおりです。
機器代金 18万円
工事費 53,000円
タマホーム提携割引マイナス1万円
初期費用合計223,000円
月額 3,500円
一応レンタルの価格は初期費用0円で月額6,870円でホームページ通りの金額でした。
機器内容はSECOMに準じます。
ただし、大きな違いとしてセット解除ボックスが無いのとスマホ操作が出来ません。(現在の仕様だとスマホ操作は可能のようです。)
見積もり結果の比較と考察
両社ともホームページ上の金額より安くなってます。
やはり、実際に見積もりを取ってセンサーの数が変わることで値段は変動しました。
金額面を見ると、買取ならアルソックで、レンタルならセコムとなります。
アルソック月額費用が税込3780円、初期費用が税込240,840円
セコムの月額費用が税込5724円、初期費用が62,640円
初期費用の差額 178,200円
月額の差額 1,944円
損益分岐点は7年8ヶ月となります。
新築時の設置であれば長期間使用することを想定して、損益分岐点以降も使用すると思われます。
数字のうえでは、アルソックに決まりです。
しかし、私はセコムを選択しました。
理由は3つです。
1つ目は、お金がなかった。無理をすれば出せない金額ではないが、新築で現金が少なくなっていて、出来るだけ減らしたくなかった。
2つ目は損益分岐点までの期間になります。
セコムはレンタルの場合、5年以内に解約した場合保証料の返却がないのと違約金が発生します。5年以内で損益分岐点を迎えるのであれば間違いなく買取にしていたと思います。
損益分岐点まで7年以上かかるのであれば、5年以上経って現金が回復した時点で再度検討することでもよいかと思いました。
最後の3つ目は機器の差です。セコムはスマホでコントロールパネルの基本操作や、家に誰がいつ帰ってきたかを確認できます。
小さな子供を持つ身としては、仕事先でも子供の帰宅を知ることができるのは非常に大きな強みでした。
おまけ 値切れるか?
答えは相見積もりをしている旨を伝えたら値切れます。
もちろん仕様を、そのままにして値段を下げるという意味で可能です。
我が家の場合、以下の点について伝えて値切りました
・最初から相見積もりをしている旨を伝えた
・どちらのサービスもよさそうで悩んでいることを伝え、そのうえで予算面でお互いの短所をついて自分の希望に合わせれないか要望した。
・見積もりを取ってから、こちらの悩みが伝わるように2週間ほど時間を置いた。
私の場合、これをすることで少し値切れました。
セコムの場合、特に月額の部分は交渉してみましょう。
いじょう、参考になれば幸いです。