上棟については、建築業者や地域性があって色んな情報が錯綜しています。
タマホームでは上棟の日に上棟式をするかどうかは、基本的に施主の判断となります。
しかし支店によって違いがありますので、気になる方は営業や工務に「する人かしない人はどちらが多いか、地域的な慣習がないか」を聞いておきましょう。(菓子まきや餅まきなど様々あるようです)
地域的な慣習を守らなかった場合、引っ越してから、ご近所づきあいで面倒なことになりかねません。
大人しく従っておいた方が無難です。
さて、私が建てた地域では上棟の時におこなうような慣習もなく、上棟式をする人も少数派だということで上棟式はしませんでした。
しかし、差し入れされる方は多いとのことでしたので差し入れする事にしました。
実際に上棟関係で行ったこと
事前準備編
上棟の日に向けて行ったことを書いていきます。
・上棟式や慣習の有無についての確認
営業と工務、それぞれに質問してみました。経験の違いで単純に知らない可能性も拭えないため、複数確認しておいた方が無難です。
ここで話を聞いておき、自分がどのようにするか伝えておきましょう。
我が家は差し入れだけすることにしましたので、上棟の日がほぼ決まりの状態になったら連絡を入れてもらうようお願いしました。
・上棟予定日の確認
着工直前くらいまでに、大体の予定は決まっています。天気によって、もちろん変わりますので大雑把な予定ですが、気にかけておきましょう
・上棟の日及び人数確定連絡
基礎が終わると上棟まではスグです。
事前に営業や工務に上棟日と人数が決まったら連絡するよう言っていたら、連絡が来るはずです。
しかし、ズボラな人だと連絡がこない事もありますので、連絡がない場合は自分から聞いてみましょう。
また、休憩時間も確認しておきましょう。職人さんたちへ差し入れするのであれば、休憩時間直前に持って行くのが邪魔になりません。
・上棟の日の差し入れとお土産準備
我が家はお金がなかったため、本当に最低限だけしました。
お金を渡す人も多いのですが、私は当日の差し入れと、棟梁含め全員へのお土産を用意しました。
まだ暑い時期でしたので当日用に大容量のクーラーボックスを購入しておきました。ドリンクやアイスは当日用意する事にして、カントリーマァムやハッピーターン、塩飴などの袋菓子や飴などを一週間ほど前に購入しました。
手土産は全員にエビスの琥珀と華みやびを1本ずつ、来る夢を意識してライムチューハイを一本。更に百貨店で500円くらいのめでたい感じのせんべいセットを一つ。簡単なツマミ菓子を1ついれて1セットにして、ビニール袋でラッピングしました。
それを100均で購入した和柄の袋に入れました。
一人当たり1500円くらいのセットです。
これだけでも、それなりに見えました。貰った人がどう思うかは知りませんが…
棟梁と工務と営業には先程のセットに追加して5000円のカタログギフトを追加で渡しました。
お土産を準備する際、注意していただきたいのが工務や営業から聞いた人数より4.5人分多く用意する事です。
意外と当日に人数が増えていたりするものです。最悪余っても、自分達で始末できますし、足りないよりは余程いいです。
実際我が家も聞いていた人数より4人程多くて、余分に用意していて助かりました。
我が家は17セット用意したので、お土産だけで4万円くらいかかりました。
最低限とはいえ、意外とかかりました。
上棟当日編
この日は妻が育休中で動けたため、午前中は妻にまかせ、昼から有給を取り私も合流して動きました。
午前の休憩と昼休憩、午後の休憩の3回にわたりドリンクと袋菓子を用意して差し入れしました。
午前の休憩時に冷たいお茶、コーヒー、炭酸飲料を10本ずつくらいスーパーで冷えたものを購入してクーラーボックスに投入し、昼の休憩時には減った分の補充とアイスを追加しました。午後の休憩時もドリンクの補充をしました。
昼のお弁当はタマホームから支給されますが、大したものではないので仕出し屋さんに弁当を頼まれる方もみえます。
しかし、雨で延期になった場合が悲惨ですので私はやりませんでした。
袋菓子はあまり減りませんでしたが、暑かったためか炭酸の減りが多くアイスの売れ行きも良かったです。
昼の休憩時に作業が終わる1時間前くらいに工務から連絡をもらうようにお願いをしておきました。
そして、連絡を受けてから大量のお土産を持って現地に行きました。
作業終了後に職人さんたちにお礼を述べながら、お土産を渡して終了です。
当日の差し入れ品は大体1万円弱かかりました。
さいごに
私は最低限出来ることをした結果5万円程かかりました。ご祝儀を配ると、とんでもないことになりますね…
上棟の日に何もしない方もみえるようです。
やれる範囲でやればいいのかな、というのが正直なところです。
上棟当日は今まで平面だった家が立体的なものに、目に見えて変わって行くので非常に楽しいてす。
時間の都合をつけられるなら、休みを取ってでも見に行く事をオススメします。
感動しますよ。