タマホームの見積もりですが、実際紙で出てくるものはマイホーム資金計画書というものになります。
※2017年当時の見積もりです。また、サービスオプションは時期による違いや支店の状況によっても違います。オプション価格もタイミングによって変わってきます。あくまで、参考としてみてください。
前提条件として
資金計画書が出るのは2回目の訪問時です。1回目に間取りの希望や設備に対して、モデルハウスを見たうえでの、ふんわりとしたオプションと間取りの希望と予算を伝えたうえで作成されます。最初に建物タイプが記載されており、我が家は予算不足のためタマホームでは下から2番目のグレードにあたる木麗な家で見積もりを出してもらいました。予算は4200万円と伝えています。
資金計画書の内容
一番基礎となる本体工事部分
施工面積39.57坪で13,045,840円
オプション工事費
工事名 | 単価 | 金額 |
サッシ増設一式 | 200,940 | 200,940 |
収納増設2か所 | 44,900 | 44,900 |
縁なし畳6畳分 | 80,000 | 80,000 |
多目的カウンター増設1か所 | 25,600 | 25,600 |
シューズクローク0.91㎡ | 21,600 | 19,560 |
妻壁増設・桁上げ | 144,133 | 144,133 |
1階屋根フラットルーフ3.72㎡ | 26,300 | 97,836 |
シャッター一式 | 165,000 | 165,000 |
小計 | 654,945 |
オプションサービス分
工事名 | 単価 | 金額 | |||||||
省令準耐火使用一式 | 207,742 | 207,742 | |||||||
尺モジュール割増 | 174,108 | 174,108 | |||||||
和室仕様変更 | 134,000 | 134,000 | |||||||
屋根瓦(大安心仕様) | 191,394 | 191,394 | |||||||
2階洗面増設 | 127,000 | 127,000 | |||||||
ペニンシュラキッチン(永大) | 食洗器 | 395,700 | 395,700 | ||||||
カップボード(永大) | 182,500 | 182,500 | |||||||
YKKリモコンキー・半樹脂サッシ | 193,300 | 193,300 | |||||||
外壁 AT-WALL(大安心仕様) | 123,600 | 123,600 | |||||||
浴槽 パナソニック(大安心仕様) | 78,500 | 78,500 | |||||||
1階洗面パナソニック(大安心仕様) | 56,000 | 56,000 | |||||||
玄関収納W1600 | 87,000 | 87,000 | |||||||
小計 | 1,950,844 |
付帯工事費
屋外電気配線工事、屋外給排水工事、屋外立水栓工事、雨水排水工事、仮設費用、下水道接続工事 宅内工事 等
各一式1,214,000円
必要費用
基本図面作成料、設計料、地盤調査、工事管理費、諸検査費用、住宅瑕疵保険料、長期優良認定住宅費用、法22条地域使用割増 等
各一式 958,300円
タマホームに支払う費用
今までの総計15,883,085+1,270,646(消費税8%)
総工事費17,153,731円
ここから先はタマホーム以外部分
工事名 | 金額 |
土地代+仲介手数料 | 20,609,560 |
カーテン工事費 | 200,000 |
照明費用 | 150,000 |
家具家電購入費用 | 600,000 |
水道加入金 | 100,000 |
地鎮祭 | 30,000 |
予備費用(残土、配線、アンテナ等) | 300,000 |
登記、ローン関係費用 | 822,400 |
火災保険 | 200,000 |
小計 | 23,011,960 |
総合計と資金計画書を受けて
17,153,731(タマホーム支払い分)+23,011,960(タマホーム以外分)
総合計41,665,691円
説明を受けてからの感想として、
「あざといな。でも、このクオリティーならいいんじゃないか。」
と思いました。
オプションサービスを高額引っ張れたのは、土地がほぼ決まりという、速やかな契約が見込める客であったこと。そして、サービス品を他メーカーの同等品への変更不可という制限を付けた、明確な在庫処理の意図もあったように感じれました。また、タマホームへの支払い以外の部分での見積金額が、他社の見積をうけて自分が想定していた金額より、少し低いものが多かったです。かなり大きな金額がかかる恐れがある地盤改良費が入っていなかったのもマイナスポイントです。無理やり伝えた予算内に収めにきた印象です。この見積もりを信じて、本当に予算ギリギリだった場合、そして貯蓄がなかった場合、地盤改良で100万円発生すると詰みます。住宅ローン額の積み増しをしたり、親族等に借金をするか外構等のタマホーム支払い以外の部分で調整するしかありません。そして、そのことでタマホームに文句を言っても、あとの祭りで当然助けてもらえません。ハウスメーカーは自社への支払いさえ、確保すれば、後のことに関しては冷たいものです。なるべく、知識をつけて自衛しましょう。
しかし、タマホームの基本スペックはローコストメーカーの中では決して悪くありません。そしてサービスオプション分を加味すれば、上位グレードの大安心仕様に近いものが木麗な家の価格で出来上がります。
今後間取りを検討していく中で広さも変わり追加オプションの希望も出てくるとは思いますが、本当の予算上限の4500万円以内にはなりそうです。そこで最有力候補に、この段階で躍り出ました。