悩みながらも、いったんタマホームに決めた私たち夫婦ですが、色々なことを決めなければなりません。土地の引き渡しが約4か月後に迫っていて、その後速やかに着工するためには猶予がありません。
この後の流れは以下の通りとなります。
図面の最終確定→各種仕様の決定(タマリビングも途中から参加)=外構業者選定→地鎮祭→地盤調査→一時外構→仮設工事→着工
実際、我が家がそれぞれの工程でどのようなことをしていったか書いていきます。
図面の最終確定
間取りや窓の配置・大きさ、建物の位置の確定もここでしていきます。これができないと行政への建築確認が出せないため最初に決めていきます。ここで、決めた間取りは、今後変更できません(違約金を払えば、ある程度までは変更可能)。後悔の無いように決めましょう。タマホームの間取り提案は、基本的に営業が施主の希望を聞いて作成しますので営業の力量に大きく依存します。できるだけ、自分でも調べて具体的な希望が出せるようにしましょう。土地の坪数や、建物の向きなどの情報を入力すれば間取りの例を見れるサイトが複数あります。参考にして参考サイトの例に、自分の希望を加えて営業さんに上手くまとめてもらいましょう。私はそうしました。窓の配置などは風の流れを考えて対面にするなど基本的なことがありますが、第1種換気の場合、基本的に窓を開けて換気することは、ほぼないので見た目を考慮して配置しましょう。木麗な家は第三種換気です。第三種換気の場合は窓を開けて換気をすることがあります。風の流れを気にして窓を配置しましょう。また、俗にタマルールと呼ばれるものがあり、標準の窓数が決まっています。どこからがオプションになるかも、しつこいくらい確認しましょう。そして、そのことを資金計画書に落とし込んでもらいます。それをしないと後からドカンと金額をあげられることがあります。気を付けましょう。
各種仕様決定
屋根や外壁等外回りの仕様決定、内装や水まわり設備、照明・電気配線、それぞれのオプションを含めた決定です。
ここである程度自分のやりたいことを確定していきます。この後に地盤調査が控えています。そこで、予算が大きく変わる可能性があります。予想以上に地盤改良費用がかかった場合に備えて譲れないものを、はっきりさせるためにオプションの優先順位を夫婦間で共有しておきましょう。これをやっていない場合夫婦げんかの種になります。地盤改良からオプション決定まで時間が、あまりない場合もあります。どの時期まで変更可能かも確認しておきましょう。
またショールームがあるものに関しては、できるだけショールームに行って現物を確認しましょう。タマホームの支店においてあるものだけでは分からない事柄やオプションは行かなければ気づかないようなものもあります。色の確認等も支店の小さな見本よりも大きなもので確認できることがあります。
照明は間取りが決まっていれば、各種メーカーでプラン作成が可能です。作成してから複数のメーカーを混ぜることも可能ですので、いいとこどりしちゃいましょう。
外回りの仕様や内装関係の選択の際、工務さんが基本ですが、タマリビングも登場してきます。色の組合せ等を相談でき悩んだ際は非常にありがたいです。そして、照明に関してもメーカーが出したプランを参考に意見をもらうことができます。施主の素人意見を反映した改善案をもらうことができます。また、フロアコーティングや家具、家電、カーテン、エコカラット等の営業を受けますが、必要なければ断ればいいだけなので問題ないです。ただ、タマリビングの方の成績等もあります。多少は注文するようにしましょう。我が家はほとんど施主支給でしたが、保証も勘案して、照明の中で直接壁に取り付けるダウンライトやセンサースイッチを購入しました。
電気配線は工務さんと相談しながら決めていくことになります。建築後に後悔する方が多い部分です。失敗談をよく調べて自身の教訓として、臨みましょう。
我が家の仕様は別記事で書きます。
外構業者の選定
間取りが決まると外構業者の相見積もりをしましょう。外構も地域によって相場が違い、店舗による価格差が非常に大きいです。まだ、先の事だからと後まわししがちですが、安くて数十万円で高いと数百万円かかります。自分の希望のものが予算内でできるのかを確認するためにも早いうちに動きましょう。
我が家の詳細は別記事で書きたいと思います。
地鎮祭
やるかやらないかは施主の自由です。やる場合はタマホームのそれぞれの支店で懇意にしている神社がありますので、営業さんにお願いすれば費用はかかりますが、施主側はお金以外の用意をすることなく行うことが可能です。ただ、支店によって神社が違うため費用や用意するものが変わることがあります。やりたい場合は営業さんに申し出て費用等も聞いておきましょう。
私は地鎮祭を行い、3万円の費用が掛かりました。正直気分のものですが、やってよかったです。営業さんや工務さんも出席しますが、写真を撮っていただけてありがたかったです。
地盤調査
現在新築住宅を建てる際、住宅瑕疵担保責任保険への加入が義務付けられています。そして、その保険に入るために、原則必要になっています。ですので、お金がないから嫌だというようなことは許されません。地震が多い日本ですから、理屈的にも絶対やるべき調査です。
2017年当時、タマホームはsws試験で地盤調査を行なっていました。幸い我が家は地盤改良不要だったため、助かりましたが、地盤改良が必要な場合は最低でも数十万円、最悪数百万円がかかる。そして、悪質な営業だと予算を組んでいないか少額の予算しかなく、地盤調査後に予算不足に陥る可能性がある危険な部分です。
ちゃんと予算を確保しおきましょう。
一次外構工事
盛り土や残土処理等で建築のために、土地の高さを合わせたり、土留め工事を行う場合があります。
購入した土地は二辺が道路の角地で、一辺は広い駐車場に面してもう一辺が隣家と面しています。道路とは、ほぼ平坦なため盛り土は必要ないのですが、隣家とは揉めたくなかったので先に土留め工事として、ブロックを2段境界に積みました。
仮設工事、着工
土地をロープやフェンスで囲い、仮設電柱と水道を使える状態にして仮設工事が終了し、いよいよ着工です。