タマホームは建築中の地震保険には対応していません。
しかし、自分で加入することは可能です。
※2017年当時の話です。
最新の情報は営業に確認してください。
建築中の保険について
タマホームだけでなく、一般的に建築中の地震保険には加入しません。
なぜなら、リスクが低いから。
「現在の耐震基準で、建築中に致命的なダメージを負うのは僅かな期間であり、そのために地震保険に加入するコストがもったいない。」、と営業には言われました。
建築中の住宅は、一般的にハウスメーカーの所有者となっており、施主のものではありません。
施主がお金を払っているのに、不思議なものですが、一般的にはそうなっています。
そして、建築中の自然災害や放火等の人為的な災害についてですが、タマホームは保険に加入しています。
しかし、必要最低限の保険となります。建築中の保険の適用範囲は必ず営業に確認しましょう。経験不足の営業だと勘違いしていることもあります。特に地震の部分は念入りに確認してください。
災害発生時についての条項
災害発生時について聞いたところ、
「工事請負契約書の第24条(不可抗力による損害)に基づいて対応することとなります。」との事でした。
私の、この条項に対する解釈はタマホーム側に責任が無いものに関しては、タマホーム側では何かがあっても負担しません。原則、保険等で補填できなかった額は施主の負担だというものです。営業に確認しても、概ね間違いないとの事でした。
私が建てたときは建築中に火災等が発生した際、「火災保険で必要な費用は出るので大丈夫。」と言われました。
しかし、「工期の延長による、施主側への補償等はないので、仮住まいの費用は発生する。」とのことです。
あくまで、タマホームが入っている保険のため、建築に掛かる費用だけが補償されるという意味に捉えました。
では、地震の場合についてです。
タマホームは地震保険に入っていないです。
ということは、タマホームの責任ではなく、保険等での補填もないので全額施主負担になる可能性が濃厚。一応、協議はするようですが難しそうです。
実際に、災害が起きた際はタマホームの責任ではないものは、特に地震の復旧費用は施主側に請求される可能が高いようです。探せば、それで揉めた方のブログも散見できます。
対応策について
自分で地震保険に入りましょう。
私は必須だと思います。
営業に言えば、提携の保険屋を紹介してもらえます。そこの部分に疎い営業もいるようですが、調べてもらいましょう。
地震保険は単体で加入することは出来ず、最低限の火災保険とセットで入ることになります。
我が家では年額で3、4万くらいでした。実際は建築中のみ必要なため、解約した際に返金もあり、負担額としては僅かなものです。
地震保険は万能ではありませんが、地震が起きた際の負担を確実に減らしてくれます。建築中に地震がくる可能性は非常に低いですが、地震が起きた際は施主の懐にとって致命的なダメージになりかねません。少額で備えれるので、皆さま参考にしてください。