新築した我が家はセコムに加入しました。
比較、検討するために相見積もりを取ったのはアルソックです。
簡単にホームセキュリティについてと警備会社と契約するメリット・デメリットについて、及び選ぶときの判断材料について書いていきます。
ホームセキュリティとは
自分で防犯カメラやセンサーライト等を選び設置するセルフ型と警備会社の機器を設置し毎月お金を払って、警備してもらうタイプの2つのタイプがあります。
しかし、現在ホームセキュリティーというと一般的には後者を指します。
契約すると最初に機器を購入かレンタルして自宅に設置し、その機器が火災や空き巣等で異常を検知すれば24時間365日、いつでも家に警備スタッフが確認に来てくれます。
業界最大手のセコムは2019年現在、家庭用ホームセキュリティ契約件数が約134万3000件、業界2位のアルソックは約43万件です。
法人用を除いた家庭用のみの数字で、これだけの契約件数があり一般家庭でも契約することが特別なことではなくなっています。
セコムやアルソックと契約するメリット
・防犯機器の選定について安心できる
警備会社は防犯に関するノウハウを蓄えており、それに基づいて機器の開発を行っています。
間取りから、機器の必要箇所のアドバイスを受けて予算とすり合わせながら決定していきます。
最良とは言えないかもしれないが悪くはない機器を使用できます。
・一度契約すれば、大きな手間がかからず放置できる
毎月の費用はかかりますが基本的に放置で大丈夫です。センサーの電池が切れた時に連絡を受けて交換してもらうくらいです。
・24時間365日守ってもらえる
旅行や帰省など長期間家をあける際も、機器が作動していて、いざとなれば警備スタッフが自宅へ駆けつけて、状況報告してくれます。
・空き巣にほぼ気付くことができる
鍵を閉め忘れた場所から侵入された場合等、破損が無い侵入の場合だと空き巣に気付くのが遅れる、もしくは気付かない事もあります。
しかし、セコムやアルソックの場合だとセンサーの位置次第ではありますが高確率で気づく事が可能です。
デメリットについて
・費用がかかる
導入方法や会社により差はありますが、導入時と毎月の費用がかかります。
・空き巣を完全に防げる訳ではない
現在の空き巣は短時間で犯行を終える事が多く、警備会社の到着が間に合わない事もあります。
また、あくまで民間企業で警察ではありませんので、泥棒を捕まえる事もありません。
ホームセキュリティの選び方
しつこいですが、私はセコムをえらびました。その際に選んだ理由を説明します。
1.サービスの質について
セコムが老舗で、アルソックが新興というイメージですが、両者共に業界では抜きん出ています。
ここから、売り上げ規模ではガクンと落ちてCSPセントラル警備保障、アサヒセキュリティ、全日警などがあります。
売り上げ規模が小さいと、地域によっては待機所や警備スタッフの数等に不安があるため、サービスの質という点で劣る可能性があります。
全国的に見た場合、機器や警備スタッフの待機所の数を考慮すると大手2社であれば、地域差で多少の違いはありますが大きな問題になるレベルではありません。
詰所の数や警備スタッフの数等は規模がものをいう部分になります。
2.自宅から警備スタッフの待機所までの距離と規模
近ければ近いほどいいです。
セキュリティ上のこともあり、基本的に公開されていません。しかし見積もりの際に聞けば、場所や何分で駆けつけれるか、おおよそどれくらいの規模で担当範囲はどれくらいなのか教えてもらえます。
(規模と担当範囲は答えてくれない場合もあるようです)
何かあった時に時間がかかるようでは意味がありません。
できれば5分以内、遅くとも20分以内が望ましいです。
また、規模が小さく担当範囲が広い場合は待機所がカラになり対応が遅れる可能性もあります。
距離に関しては絶対確認してほしいですし、規模等に関してもできれば確認した方がいいです。
3.値段
別記事で詳細比較したいと思いますが、安けりゃ安い方がいいです。
レンタルと買取ともにメリット、デメリットがあります。
それらを踏まえたうえで、考慮します。
ただし、安さを追求しすぎると必要なところにセンサーがついていなかったり、業者によっては出動1回あたりに料金が発生する契約もあります。
サービスの質とのバランスを考えましょう。
4.保証の有無
SECOMは万が一、盗難にあった際の保障があります。
たいてい火災保険に同様の保障が付属しているので、無いよりあった方がいい程度ですが、他の条件が拮抗している場合は決め手にしてもいいと思います。
私は優先順位を1>2>3>4で考慮しました。
1でアルソックかセコムの2択に絞り、2は見積もりを取る際に確認したところ両者引き分け。3の部分で悩みましたが総合的に自分たちの状況を考えセコムに決定。4はオマケ程度でした。