絶対の正解はない疑問ですよね。
何に重点を置くかによって答えは大きく変わると思います。
ファッション初心者か、ある程度アイテムを持っているかによっても答えはかわりますよね。
まあ、今回はこんな考えかもありますよ、ということでご覧ください。
洋服にお金をかける時の基本的な考え方
何を優先すべきかで大事な事は2つです。
それは長く使えることと、そのアイテムを使うことで他者から見える印象が大きく変わることです。
どちらを優先するかは好みですね。
お金をかけるべきファッションアイテム
あくまで、私個人の考え方です。
5つのカテゴリーが該当すると思います。
では、それぞれ何故お金をかけるべきか解説していきたいと思います。
アウター
皆さんが思い浮かべるアイテムだと思います。
洋服の中で一番面積も大きいので、他者に与える印象の多くを占めます。
ステンカラーコートやチェスターコート、レザージャケットなどのド定番アイテムを購入すれば4、5年かうまく使えば10年以上使うことができます。
単価も高いアイテムばかりですが、使う年数を考えれば悪くない選択肢だと思います。
ただ、トレンドに沿った物を購入すると(今ですとオーバーサイズの物とかですね)数年後には時代遅れ感が強くなってしまうこともありますので、アイテム選びは慎重にしなければなりません。
鞄
男性でプライベートでも鞄を持って行動して見える方は少ないですよね。
女性に比べて荷物が少ないので、財布とスマホだけしか持ち歩かず鞄なんか無くても別に困らないんですよね。
という訳で、需要が少ないために流行り廃りが少ないんです。
という事は、定番アイテムを買っておけば長く使えるんです。
廃れた鞄の代表格としてセカンドバック、流行りすぎたせいで今では少しダサいオロビアンコなどの例外はありますけどね。
トートバッグやボストンバッグ、ショルダーバッグなんかはレザー素材の物であれば10年前の物を使ってても違和感を感じることは少ないと思います。
鞄は持っている人が少ないので他者との差別化も図れて、与える印象にも大きな影響を与えることができます。
革靴
これも、流行り廃りが少ないアイテムになります。
いや、結構なブランドが日本に上陸しては撤退していったんですけどね。
ストレートチップやプレーントゥ、ウイングチップなどデザイン自体の本質は大きく変わらないんです。
気を使っている人は深みにハマっている方もみえるのですが、全体で見てみれば少数派でほとんどの人が1万5千円ぐらいまでの安い革靴しか買ってません。
で、今の定番となっているブランド、イギリスならジョン・ロブにエドワード・グリーン、チャーチやクロケット&ジョーンズ、イタリアならフェラガモやサントーニ、日本ならシェットランドフォックスや大塚製靴などを買っておけば、見る人が見れば分かります。
ちゃんとメンテナンスをしながらローテーションして履けば10年くらいは使えるのでお金を出す価値はあるかと思います。
ただし、見る人が見ればわかるのですが、ほとんどの人は靴の良し悪しなんか分かりません。
優先順位は低くてもいいかもしれません。
腕時計
機能的なことを言えば、スマホがあれば完全に無くてもいい物です。
現に、今の若者たちは腕時計を持っていない人達も多いです。
新入社員でも腕時計持ってませんという人が結構います。
しかし、ステータスを示すアイテムとして腕時計は有用なアイテムの一つです。
見てる人は見てますし、アクセサリーに抵抗があっても腕時計はつけていて自然なアイテムです。
夏場であれば、意外と印象を大きく左右してくれるアイテムです。
ただ、難点は金額が青天井な点ですかね、
数十万、数百万、下手をすると一千万円を超えてきますので…
一般的な人からしたらロレックスやオメガ持ってれば充分凄いんですけどね。
マフラー
マフラーの流行りって意識したことありますか?
ほとんど無いですよね。
色柄やボリュームなど微妙な違いはあるかもしれませんが、黒色でカシミヤのボリュームがある物を選んどけば、相当長く使えますよ。
そんでもって、ジョンストンズなどの有名メーカーの物でも6万くらいであるので、今まで挙げたカテゴリーの中では上質な物でも比較的安価です。
そして、マフラーは顔の近くに装備するアイテムなため大きく印象を左右します。
長く使えて、大きく印象を変えてくれて、更に手を出しやすい価格帯という三拍子揃った優秀なアイテムなんです。
最後に
余程の服好きでも無い限り服に使える予算なんて、たかが知れてます。
その中で効果的に買い物をしようとした時の参考になれば幸いです。
ちなみに、私は腕時計は電波時計でいいと思ってるのでお金かけてないですね。
マフラーも子どもが産まれてから引っ張られるので、付けないようになりましたし…
理屈と現実の使い勝手はリンクしないもんです。
買っても使わないと意味がないので、自分なりの優先順位を考えましょうね。
以上、参考になれば幸いです。