やっと、YOOXのファイナルセールでの購入品紹介に入ります。
基本的に掘り出し物しか買いませんが(正確には、お金が無くて買えない)、今回紹介するのが今回のファイナルセールでは1番掘り出し物だったと思えるものです。
タイトルにも付けましたが、Bruno Magli(ブルーノ マリ)のブーツです。
あまり、聞き馴染みのないブランドだと思いますし、私自身もよく知らないですがブランド紹介します。
Bruno Magliは1936年、マリーノ、ブルーノ、マリーアのマリ三兄弟がイタリアのボローニャで創業しました。
1936年にスタートすると、徐々にイタリア全土に名が広がっていきます。また、イタリアで開かれる世界的な靴の展示会「ミカム」を発案した点でも、イタリアのシューズ協会にも大きく貢献しました。
50年代にメンズシューズのラインを発表。このときにはヨーロッパからアメリカまで、名の通るブランドに成長していました。60年代までに皇室、女優などの顧客を多く獲得しました。
女性向けのパンプスの原型を発明したブランドとしても有名です。
日本では2004年に旗艦店をオープンし百貨店等でも取り扱いがありましたが、2019年現在では完全に日本から撤退しています。
イタリアの公式サイトは生きているので、ブランドとしては現在も稼働しているようです。
やっとこさの購入品紹介に入ります。
今回のファイナルセールでの購入品は購入の翌々日に届いたので、返品されて日本の倉庫にあったもので、状態が悪い可能性がありましたが、案の定という感じです。
まずは、箱が写真のように汚れてましたし、保管袋は1つがグシャグシャになっていました。
幸い靴自体には問題なかったのでセーフです。
モデル名は写真のとおりです。
写真だとカラーが黒っぽく見えますが、実際は暗めのネイビーのサイドシップブーツです。
靴紐もなくシンプルなデザインで、サイドジップがあることで着脱もしやすい使い勝手がいいブーツです。
このブーツの特徴は牛革ではなく山羊革を使っている事です。
イン側にジップがついています。
本当にジップの有無は大事です。
アウト側は無駄なものがないシンプルそのものです。
アウトソールはExtra Lightというラバーソールになります。
暗くてわかりにくいですが、インソールと内側です。
真っ黒でオールレザーすね。
イタリアの高級靴らしく、デザインは洗練されていて作りも綺麗です。
ただ、山羊革をあまり見ることがないので革の良し悪しは全くわかりません。
今回のブーツはアウトソールも軽量なもので山羊革を使っているからか、非常に軽く履き心地もよいです。
ただ、耐久性に難がありそうな気もしますのでLANVINのブーツとローテーションを組みながら使用したいと思います。
さて、気になる値段はYOOX定価が38,900円だったのが5,000円でした。
現在、ほぼ日本で流通していないものですが、他ブランドで5,6万円程度で販売されている靴と同レベルかと思います。
日本での知名度は低いので、ネームバリューを気にされる方にはイマイチですが、質を重視するのであれば良い選択肢の一つになると思います。
私は一度YOOXで同ブランドのサイドゴアブーツを購入したのですが、商品の不具合で返品してしまったので、今回安く購入できて嬉しいです。
ブーツを買うならばサイドゴアかサイドジップでないと着脱しにくくて、結局履かなくなってしまいます。
何度でも言いますが、強いこだわりのある方以外はサイドゴアとサイドジップがオススメです。
以上、参考になれば幸いです。