住宅ローンでボーナス払いを利用してはいけない理由について

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久しぶりに住宅ローンのことについて書きたいと思います。

今回は住宅ローンのボーナス払いをオススメしない理由について書いていきます。

住宅ローンのボーナス払いとメリット

住宅ローンの返済方法には毎月の返済に加えて、ボーナス月に特定金額を返済するボーナス払いというものがあります。

このボーナス払いはボーナス月に多額の返済をする分、毎月の返済額を少なくできるというメリッがあります。

また、毎月の返済額を抑えて、収入が多いボーナス月にまとめて返済をすることで、家計の管理もしやすくなります。

ボーナス払いをオススメしない理由

先にもあげたとおり、ボーナス払いにはメリットがあります。

しかし、私はボーナス払いをオススメしません。

なぜなら、ボーナスは必ず支給されるものでは無いからです。

給料とはちがい、法律上支給する義務はありませんし、就業規則で支払う事が決まっていても、ほぼ業績不振の時は出せないようになっています

そして、業績なんてリーマンショックや、今回のコロナ騒動で不振な企業だらけです。

ここ20年の間で2回も、大不況が来てるんです。

業績不振でボーナスが出ない会社が多数存在しますし、倒産する会社も同様です。

ボーナスが出ないリスクって意外と高いんですよね。

もう一つ、ボーナス払いをオススメしない理由は自分の限界以上に住宅ローンを組んでしまうからです。

ボーナス払いを利用しないと毎月の返済額が高くて、家計が苦しいので利用する。

それって自分の限界を超えて住宅ローンを組んでる証拠です。

ボーナスが出なかったら詰みますよ。

どうすればいい?

ボーナス払いを利用せずに、毎月の返済のみにしましょう。

そうすればボーナスが出なくても何とかなります。

ボーナス月に余裕があるのであれば、繰上げ返済をするもよし、投資信託などを買うも良しです。

それでは月々の返済額が高額で苦しいという事であれば、借り入れ額が高すぎです。

借り入れ額自体を見直してください。

借りれる金額と借りても生活が出来る金額は違います

私は年収450万くらいの時に4000万程の住宅ローンを組みましたが、これって家族がいると生活できませんよ。

妻が育休中で所得が0円だったので、私だけで借りれる限度額でした。

銀行は貸してくれるけど、私だけだと決して借りていい金額ではないです。

最後に

家を建てる時に、多くのハウスメーカーや工務店は借り入れ限度額まで使わせようとします。

それゃ、1棟当たりの単価が高い程、利益も高くなりますからね。

しかし、客が実際に払い続ける事ができるかなんて気にして無いです。

一応、ファイナンシャルプランナーがライフプランを作ってくれたりするところもありますが、メーカー側の立場ですので話半分に聞かなければいけません。

ボーナス払いは毎月の返済額を減らせるので、客を説得しやすいんです。

同様の手法が車のリースやローンでも取られていますが、住宅ローンは長ければ35年の付き合いになります。

貴方のお金のことを一番考えてくれるのは、貴方自身なんです。

決して人任せにせず、しっかりと考えてください。

住宅購入なんて高額なものでしたら、なおさらです。

以上、参考になれば幸いです。

 

 

 

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