土地の購入についての我が家の流れ

土地を購入するには、大きく3つのステップがあります。

それは、買付・契約・引渡しです。

私が実際に行った土地探しから、引渡しまでの事柄を載せます。

土地探し

2人目の子供ができた時に家が欲しいなと漠然と考え始めていました。

現在住んでいるところが、○0万人規模の市で快速、普通が止まる駅も複数あり、生活環境が悪くない場所です。

仕事は転職して現職についており、再度転職するつもりもないため、できれば職場から近い場所、駅から徒歩15分圏内がいいと思っていました。新聞のチラシや不動産屋のHPを見て大体の相場感を養っていました。

ある日、2カ所ほど、よさそうな土地を見つけ現地に行ってみると、1カ所目は駅からの距離を考えると安かったが呑み屋街が近く、小さな子供を持つ身としてはアウト。もう一つは住所がわからなかったため、不動産屋に住所や土地の情報をもらって、現地に行ってみました。すると、ぱっと見る限り悪くなさそう。予算を考えると苦しかったですが、1週間ほどの家族会議の結果ここに決めることに。

買付

土地を購入すると決めたら、早急に買付証明書を提出しなければなりません。土地の購入は早い者勝ちで、買付証明書を出しても契約までは基本的に無料で取り消すことが可能だからです。買付証明書は購入希望額、契約・引渡し時期を記入します。折り合いがつかない場合は売主さんから断られることもあります。

私はハウスメーカーの選定も住宅ローンの事前審査も何もやっていない状況だったので、販売価格から不動産屋さんが多分ここまでは交渉出来るという価格で契約を1カ月後希望、引渡しを5カ月後希望で買付証明書を出しました。

契約事前準備

幸いなことに売主さんが、いい方でこちらの希望を全て承諾していただけたため、契約は約1カ月後です。

それまでに土地の詳細確認、抵当権や近くの道の交通量や騒音、夜の街灯の状況の確認、ゴミの場所と状況確認を行いました。妻が育休中だったので、日中に確認できることは妻にお願いし、朝・夜に確認できることは私が確認しました。

私たちは夫婦揃って土地の契約が初めてのため、事前に契約書関係書類をもらって、内容をネットで注意事項を調べながら確認しました。

そして、土日はハウスメーカーの選定に費やし、そこで住宅ローンの事前審査を行いました。ハウスメーカーの営業さんにも土地の契約書に不審な点がないかを確認してもらいました。

契約

土地にも、契約書にも大きな問題点が見当たらず、お金の目処もついた状態で契約を迎えることができました。

契約当日は夜19時頃でないと売主さんの都合が合わないため、子供が小さい我が家は私だけで契約にのぞみました。手付金100万円を持って不動産屋さんに行ったので、緊張してたのを覚えています。

大金が動く話であるため、念のためボイスレコーダーを持って行き、不動産屋さん売主さん了解のもとで使用しました。帰宅後、妻にも内容を聞いてもらいました。

契約自体は事前にもらっていた契約書と重要事項説明書を不動産屋さんが読み上げて双方で確認して署名捺印を繰り返し1時間程度で無事終わりました。

契約をすると、契約解除する際に契約解除金で多額の費用が発生します。後戻りできるが、非常に難しい状況になります。私は、この時に家を建てることに対して腹をくくりました。

引渡しまで

ハウスメーカーの決定をし、その後住宅ローンも決定。本審査を行いました。私は住宅ローンはろうきんでタマホームに決めましたが、詳細は別記事に記載します。私は土地と住宅で、それぞれ一本ずつローンを組みましたので、土地の融資に関する手続きをしました。

引渡し

引渡しの日、物凄く緊張していたのを覚えています。司法書士さんと銀行から必要書類を聞いていたので、ちゃんと揃っているかを確認し、家族全員で銀行に向かいました。住宅ローンの融資といえば大金が動くため特別な部屋で手続きを行うものだと思っていました。しかし、通されたのは今まで相談の時に使っていた、ただ仕切っていたブースでした。私たち家族が1番乗りでしたので、少し落胆しながら他の方をまちました。今日来るのは、売主と不動産屋、司法書士タマホームの営業、そして私たち家族でした。

全員が揃うと司法書士さん主導で処理が進んでいき2000万円以上のお金が通帳を通過して、売主さんと不動産屋さんの仲介手数料としてすり抜けていきました。

この瞬間、「多額の借金持ちになったな」という不安感と「土地が本当に自分のものになるんだ」という充足感が混じり、なんとも言えない気持ちになりました。

引渡し日  その後

全ての処理を終え解散した後、自分のものになった土地を見に行きました。不思議な気分で土地を見ながら「すぐに一時外構が始まり、家も着工して、どんどん形になるんだろうな。」と軽く呆けて考えたのち、家に帰りました。少し落ち着いた夜になってから夫婦でハイタッチをして、これからさらに頑張ろうと気を震わせ、祝杯をあげました。

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