年末年始が近づいてきました。
皆さんは福袋を購入したことがありますか?
正月のニュースでよく見ますが、実際購入したことがある方は少ないようです。
私は福袋を買い続けて10年以上のベテランになってしまいました(全然凄くないですが…)。
何の知識もなく購入すると福袋はゴミ袋の危険性が非常に高いです。
私も最初の2,3年はお金をドブに捨てていました。
しかし、あらかじめ知識をつけて購入すると外れを引くことはあっても、当たりがないところで勝負することは無くなります。実は当たりしかないジャンルもあります。(もちろん、人によって感覚も違うため、あくまで私の主観です。)
メンズ福袋には大きく分けて3種類のタイプがありますので、今回は第1弾として種類毎に解説していきます。
福袋の種類について
在庫処分型
売れ残りの在庫を詰めているタイプです。
多くの人が想像されるのが、この種類かと思います。
しかし、最近ではメンズ福袋において主流ではなくなってきています。
売れ残り在庫を詰められているという事で印象があまり良くないのですが、実は一番お得な可能性が高いパターンです。
メリットとして、高価なアイテムが安く手に入る可能性があることと、自分が普段購入しない系統のアイテムが入っていたりすると自分のファッションの幅を広げてくれることがあります。
反対にデメリットとして、絶対に着れそうもないゴミみたいなアイテムが入っていることもあります。(私はヒョウ柄のシャツや蛍光イエローのTシャツ、ショッキングピンクのパンツが入ってたことがありました…)
また、自分が普段購入しないブランドだとサイズ選びに失敗してしまう場合もあり、注意が必要です。
私のオススメはこのタイプです。完全に運試しになりますが、本来の福袋のあり方は新年の運試しみたいなもんです。
購入先やブランド選びに失敗しなければ、失敗する可能性を下げる事も出来ます。
※セレクトショップのSTUDIOSやADAM ET ROPE’などは過去に福袋で低品質な商品を販売してやらかしてます。詳しくは検索してみてください。
福袋専用品型
普段ショップで販売しているアイテムではなく福袋のために発注した「福袋専用品」が入っているタイプです。
最近は、このタイプが主流になっています。
このタイプは消費者がゴミみたいな福袋を掴みたくないという思いと、ショップ側が福袋を販売することで利益をあげたいという思いが合わさって生まれました。
一見すると客側が得したように錯覚してしまうが、単に安物を売りつけられている悲しいパターンです。
メリットは、購入前から写真などで内容がわかっていたり、そうでない場合もトレンドに沿った無難なデザインの物が入っているため、非常に使いやすいアイテムを安価で手に入れる事ができます。
デメリットはセット販売で店側が利益を出そうとしているため、品質が非常に悪いことです。安っぽい科学繊維の嵐です。
写真で見ると、それなりに見えても手元で見ると落胆するようなアイデムが多いですね。
タチが悪いことに○万円相当と商品説明をして、購入意欲を煽りますが普段販売しているものより質を落とした安物なので、そんな価値はありません。
ファッションに興味をもちはじめた人なら、トレンドに沿ったアイテムが安価で手に入るので、試しに購入するのもいいですが、ある程度の服が揃っている人には悲しい未来しかありません。
在庫と専用品の混合型
文字通り、売れ残りの在庫品と福袋専用品が混在しているタイプです。
全部在庫処分にするとショップは福袋の数が用意できません。また、客側も完全なハズレは引きたくありません。そこで、福袋専用品と在庫品を混ぜれば、ある程度数も用意できて、専用品が無難なデザインならば、全部が使えないという最悪の事態は防げます。
双方のメリットを取った印象ですが、器用貧乏感があります。
まとめ
今回はメンズ福袋に関する基礎知識の第1弾でした。
本当に最近は福袋専用品ばかりを詰め込んだ福袋が増えました。
昨年までは在庫処分型だったのに、今年からは福袋専用品型に変わってしまったということもあります。
店側も商売なので利益を追求するのは仕方ないんですけど、げんなりしてしまいます。
しかし、お得な福袋は存在するので当たりがないクジ引きをするようなことは避けれるように、次回以降も記事を書いていきます。
次回はオススメの購入場所について解説します。