家計簿アプリは便利という事は聞いていたのですが、なんとなく手が出ず食わず嫌い状態でした。
最近、ブログを書き始めてネタ作りついでに使ってみました。
本当に衝撃を受けました。
初期設定が面倒くさいものの、大まかな支出と口座の残高の把握が、これ一つで全てできます。
家計簿をつけるのは大変です。
我が家では、妻が育休中に家計簿をつけようと3冊購入しましたが、そのうち2冊は3ページくらい記入しているものの、最後の1冊は手付かずで放置…
MoneyForwardを導入すれば、家計簿について3日坊主で終わるなどの不安を覚える必要はありません。
簡単にMoneyForwardについて説明し、実際導入してどんなところに手間取ったかなどの感想を述べていきたいと思います。
MoneyForwardとは
株式会社マネーフォワード社が提供する家計簿アプリの事です。
この家計簿アプリは銀行口座やクレジットカード、電子マネーと連携することにより家計簿を自動的に作成してくれます。自動で対応できない現金の支出においてもレシートの写真撮影をすることで家計簿へ反映させることが可能です。
また、2500以上の金融関連サービスに対応しているので、「自分のメインバンクが対応してなくて使えない」などということは少ないです。
証券会社とも連携可能でそちらの資産も含めたトータルでの資産管理が容易となっています。
マネーフォワードの危険性
これだけ、様々なお金の情報を預けるのは非常に心配ですが大丈夫なのでしょうか?
マネーフォワード社は2019年現在東京証券取引所マザースに上場しています。
一応上場企業ということで、最低限以上の信頼はあります。
そして、マネーフォワード社は個人情報に対する不安に対して下記のとおりQ&Aで回答しています。
さらに、暗号化されたデータを保存するサーバーへのアクセスについては制限を設け、厳重な管理、運用を行っております。
そもそもマネーフォワードに登録するのに名前や電話番号、住所は登録しないため漏れようがありません。
そして、金融関連サービスに登録する際も各サイトのログインIDとパスワードは使うが、決済パスワードを使用しないため不正出金の可能性は非常に低いです。
ただしログイン時に決済用パスワードを入力する必要がある金融機関もあるため、心配ならば、その金融機関は連携しないほうがいいでしょう。
絶対に個人情報が流出しないとは言えませんが、対策自体はしてくれていますしリスクとしては低いと思います。
実際使ってどうなの?
最初にも書きましたが、初期設定が面倒くさいが非常に便利です。
なぜ、初期設定画が面倒かというと
・金融機関毎に登録方法が微妙に違う
・ネットバンクに申し込まないと登録できない金融機関がある
・クレジットカード毎の登録が必要なので登録する全てのカードのID・パスワードの入力が必要なうえにワンタイムパスワードも必要なカードがある
・SPGアメックスを登録する際、アメリカンエキスプレスカードで検索しないと出てこない。
これらの事で軽く躓きました。
住宅ローン借りてる銀行はネットバンクに登録していなかったので、登録することから始めてます。
そこでめげずに頑張って現段階で登録できるものをすべて登録するとこのような家計簿が出来上がります。
私はクレジットカードを頻繁に使用していたため項目も自動的に振り分けられていました。
自動的に振り分けられた項目について、いくつか修正が必要なものもありましたがおおむね満足できました。
初期設定さえすれば、大まかな家計簿を本当に自動で作ってもらえるのは本当にすごいです。
ただし、気になる点が2点あります。
・登録したクレジットカードの使用履歴をそれぞれの項目に分けてくれるのですが、口座のクレジットカード引き落とし時にも計上されて2重払い状態になっていることが複数ありました。支出額が高額になっていてビビりました。
対応としては現金・カード項目にあるカードの支払い情報を計算対象から外してやれば大丈夫でした。
・クレジットカードの使用履歴は勝手に拾ってくれるものの、現金支払いはレシートの写真を撮るか自分で入力しなければならない。
システム上、仕方ないんですが現金主義の人は続かないでしょうね。
まとめ
家計簿をつけて月々の収支を把握することは大事なんですけれど、面倒くさくて続かない人が多いです。
しかし、このアプリを使えば自動でおおまかな家計簿が作成されるため、続かないということはありません。
(支払いの、ほとんどをクレジットカードにする必要はありますが・・・)
我が家は、最近改めて支出を見直したのですが、子どもが生まれた事や住宅を購入した事で支出バランスが大きく崩れていました。
大体は把握していたものの、このアプリを入れていたらもっと早い段階で家計の修正ができたと思います。
基本、無料で使えます。まだ導入していない人は導入することをオススメします。
以上、参考になれば幸いです。