YOOXのファイナルセールが早く来ないかと待ちに待ってるあかしです。
タイトルにしましたとおり、素材でポリウレタンが使われているものを、特にYOOXで購入するのは出来るだけ避けた方がいいです。
ポリウレタン素材を解説してから、YOOXで購入する際に避けるべき理由を説明します。
洋服で使用するポリウレタンとは
ポリウレタン素材の用途
ポリウレタン素材は主に4つの用途で衣類に使用されます。
1.伸縮性を増加させる
パンツやデニムなどで使用されることが多く、3%くらい入っているだけでも履き心地が全然違います。
2.生地をコーティングする
艶を出したり、撥水性を高めたりするためにコーティングします。
3.人工皮革(PUレザー)
最近のPUレザーはクオリティが上がっていて、触らないと一見しただけではわからないものまであります。
4.素材の接着用
近年話題になっている、シームレスダウンなどで使用されています。
ポリウレタン素材の弱点
さまざまなな用途で使用されているポリウレタンですが大きな弱点があります。
それは経時劣化です。
ポリウレタン素材は製造されてから空気中の水分、大気ガス、熱、紫外線などの影響を受けて3年程で劣化します。
保管の仕方や使用状況によって、耐用年数は前後しますが、他の素材と比較しても確実に早く劣化する素材なのです。
そして、この素材の特に厄介なところは使用の有無にかかわらず、製造時点から劣化していく点です。
YOOXでポリウレタン素材を避けたほうがいい理由
YOOXで販売されているアウターやカットソー、スウェットやパンツなど多様な商品にポリウレタンは使用されています。
YOOXはオリジナル商品以外は型落ち品を販売しているため、製造してからすぐに劣化が始まるポリウレタンとは非常に相性が悪いです。
YOOXの在庫は2,3年以上前のものも多くあります。そして、ポリウレタン素材が使われていた場合、ワンシーズン保たないこともありえます。
ポリウレタン素材を使用している商品を購入する時は、ある程度覚悟しておくことが必要です。
さいごに
YOOXで購入する際、ポリウレタン素材を避けた方がいいと述べました。
しかし、私はチラホラ購入することがあります。
主にパンツやデニム、スウェットなどで、ポリウレタンの混紡率が1桁と低いものです。
混紡率が低い場合、劣化のダメージを最小限に抑えることが出来るからです。
特にパンツ類はポリウレタンが混紡されていないものが少ないですしね。
そして、ポリウレタンの混紡率が2桁以上のものは避けています。
特にアウターなどの単価が高いものは、もしワンシーズン持たなかった時のショックに耐えられないので購入しません。
以上、参考になれば幸いです。