YOOXはブランド服等の海外通販サイトですが、あまりにも安すぎるため偽物ではないかと疑う人も多いです。
しかし、YOOXは安心して使用できるサイトです。
その理由と、何故、偽物の疑いが多いのかについて説明します。
YOOXの安全性
YOOXは2020年現在、カルティエやクロエなどの高級ブランドを傘下に収める、世界トップクラスのラグジュアリーファッション企業リシュモンのグループ企業です。
リシュモンのグループ企業が公然と偽物を販売することは、あり得ないと断言できます。
洋服などのファッションアイテムで、人気ブランドの商品は偽物が溢れている現状がありますが、ある意味百貨店で購入するのと同じレベルで真贋については信用できます。
偽物が疑われる理由は?
私は理由が4つあると考えています。
安すぎる
YOOXにはYOOXプライスというものが存在します。
YOOXプライスがYOOXにおける定価で、更にセールにかかれば、その価格から最大90%OFFになります。
百貨店やセレクトショップでは、お目にかかることができない価格になり、下手をすると新品なのに古着屋よりも安いです。
安いことには理由があるのですが、初見であれば疑いを持つのは当然のことかと思います。
実際、異常に安い偽ブランドサイトは存在しますので、それらと混同する人は存在して当然のことだと思います。
日本未入荷アイテムがある
これはメリットの一つなのですが、自分が普段使うショップでも、見たことがない商品が大量にあります。
YOOXはイタリアの企業で、日本の企業ではありません。当然、日本未入荷のアイテムを取り扱っています。
しかし、日本で見たことがない商品ばかりあると疑いを持つ方もみえます。
並行輸入品を理解していない
YOOXは海外の通販サイトです。
購入する際は個人輸入することになり、商品の多くは並行輸入品となります。
日本でブランド品を購入する際、多くのブランドは日本の商社と代理店契約を結び販売します。
並行輸入品とは海外から直接、購入して輸入したものになり、全く同じ商品でも仕入れのルートが違います。
流れとしては大雑把に以下のようになります。
国内正規品
ブランド→国内代理店→国内販売店
並行輸入品
ブランド→海外販売店
そして、仕入れルートの違いはタグであったりギャランティーカードなどで区別されます。
一番の違いは保証部分になります。そして、ここが偽物と勘違いされる、最大の原因となります。
ハイブランドの中には、国内代理店をとおしていない商品は全部偽物だと判断するブランドが多くあります。
そんなことを知らずに、裾上げやボタンをなくして修理の相談にいったら偽物ですので対応できないと言われて、ネット上で偽物だと口コミを書く。
これが、YOOXが偽ブランド品を販売していると言われる最大の原因だと思います。
蛇足ですが、並行輸入品は古着屋で買取を断られる事が多いです。これもマイナス要因の一つです。
ブランドショップ関係者の口コミ
YOOXがあまりにも安いため、そちらばかりで服などを購入されると困る人達が存在します。
本来YOOXは諸々のサービスは不要だが、安くでブランド品を手に入れたい客層が利用し、ブランドショップは接客サービス等洋服以外の付加価値も求める客層が利用するため、客層が違います。
しかし、ネット通販が隆盛している現在、安ければサービスなんて必要ない人たちが増えており、YOOXに客が流れることに危機感を抱いた関係者が悪い口コミを流してても不思議ではありません。
まとめ
運営企業がしっかりしているので、YOOXは安心して使用できるサイトだと断言できます。
しかし、多くの商品が並行輸入品なので、国内正規品とは区別されます。
ただ、普通に自分で着るぶんには並行輸入品で困ることは、ほとんどありません。
しかし、これは個人の感覚になりますので、ご自身で判断してください。
並行輸入品のデメリットと価格の安さを天秤にかけて判断してください。
私は2015年から様々な商品を購入しましたが、国内代理店のタグが付いているものもありました。
仕入れ元による違いなのでしょうが、タグが付いているとラッキーだったと感じます。
本ブログでは、YOOXでの購入品を多く紹介しています。
どうしても偽物か気になる方は、それらを見て真贋を見てみてください。
皆さんも、一度利用 してみてはいかがですか?
他のYOOXについての記事は↓でまとめてます。